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2016年10月の記事一覧

文化講座

『それは、演劇界から歌舞伎が消えるのと同じ事なのです』

2016-10-6 | Kyoto Design Factory | カテゴリー: 着物あれこれ

着物や帯の染織図案は、著作権法上『※応用美術』と規定されています。明治時代以来、着物や帯の染織図案は、一部の著名な画家の作品以外、殆どは単なる下絵として扱われてきました。結果的に、着物や帯の染織図案は、芸術でもデザインでもないという、実に曖昧な存在となってしまいました。
法律の専門  »more

デザインの歴史的背景

『花札が晴れ着の図柄に使われなかった理由』

2016-10-4 | Kyoto Design Factory | カテゴリー: 着物あれこれ

江戸、明治、大正、昭和(戦前)という長い時代の中で、『花札』をデザインモチーフとして用いた晴れ着を、私は見たことがありません。一方、同じ遊具カードの一種である『百人一首かるた』は、文学文様として、帯や着物の柄に好んで用いられてきました。 『花札』を、晴れ着や祝い着のデザインモチーフ  »more

クリムト

『クリムトが影響を受けたのは唐草の風呂敷?』

2016-10-4 | Kyoto Design Factory | カテゴリー: 着物あれこれ

唐草模様の紀元はとても古いです。ギリシアの神殿などの遺跡で、アカイア式円柱などに見られる草の文様が、唐草文様の原型であり、メソポタミアやエジプトから、各地に伝播したと考えられています。現代、世界各国に唐草模様は存在します。 日本にはシルクロード経由で中国から伝わったとされています。  »more

阿吽

『伝統に関する商品やサービスを提供する者が知らなければならないこと』

2016-10-4 | Kyoto Design Factory | カテゴリー: 着物あれこれ

一対の鶴を描く場合はくちばしを閉じた鶴と開いた鶴を描くのは伝統的な決まりごとです。それは阿吽(あうん)を表します。 伝統的なしきたりが伴う場面や用途、例えば、留袖のデザインや結婚式の引き出物のデザインなど、ただ単に「鶴を描けばおめでたい」と思うのは、「間違いではないが、残念である」  »more